集音器のおすすめランキング/高齢者向け・骨伝導・テレビ視聴用
更新:
当サイトでは、難聴・高齢者向け、骨伝導、テレビ視聴用ほか各タイプのおすすめ集音器を厳選しランキング。補聴器との違いなど、最適な集音器の選び方も解説し、集音器研究10年の筆者があなたにおすすめの最適な集音器をガイドします。
[目次]
新着:お試しできる集音器一覧
ご高齢者におすすめの集音器ランキング
主要33メーカーの「口コミ」や「評判」、「聴こえの良さ」「試聴制度の有無」「価格のお手頃さ」などを参考に、ご高齢者におすすめの集音器ランキングを作成しました。
みみ太郎
他の集音器とはレベルが違う「自然な聴こえ」が人気。耳かけタイプとポケットタイプ、そして本体集音(置き型)タイプもロングセラーを誇ります。
[中度〜高度難聴者向き]
みみ太郎(耳掛けタイプ):49,500円(税込)
>> みみ太郎の詳しい解説
オリーブスマートイヤープラス
人気機種オリーブスマートイヤーの進化モデル。スマホに専用アプリをインストールし、自身の耳にぴったりの聴こえ方を調整できます。スマホを使い慣れた50〜70代前半向け。
[軽度〜中度難聴者向き]
サブスク5,390円/月
77,000円(税込)
アドフォクスnp808
特許取得の技術が搭載され、人の声はもちろん、電車や車の音、音楽なども、「キンキンしない透明感のある音で聞ける」と人気。このポケット型の他にプチポシェット型やヘッドホン型なども選べます。
[中度〜高度難聴者向き]
83,600円(税込)
>> アドフォクスの詳しい解説
しっかり聴こえる集音器を手に入れ、「快適な生活」を取り戻しましょう!

集音器「ご高齢者におすすめのテレビ視聴用」で人気の2機種
ミライスピーカー
画期的な特許技術を使い、耳が遠くなった方のテレビ視聴をサポートする外部設置型のスピーカー。軽度〜中度難聴者向きですが、難聴度の高い方でも、集音器や補聴器と併用することで、テレビをより聴き取りやすく楽しんでいただけます。
音声が難聴者に伝わりやすいので、大企業をはじめ、駅や病院の待合室で採用。60日間返金保証付きです(公式オンラインストアで購入の場合)。
価格:29,700円(税込)
>> ミライスピーカーの詳しい解説
ソニー首かけ集音器/テレビ用スピーカー SMR-10
珍しい「首かけタイプ」の集音器。イヤホンとともにマイクも本体に一体化されているので、装着したまま、電話での会話もOK。イヤホンを使わず本体に内蔵されたスピーカホンとしても使用できます。
テレビ視聴のときはイヤホンよりも耳元スピーカー(内蔵スピーカー)を使用する方がリラックスできていいようです。
価格:33,000円(税込)
>> ソニー SMR-10の詳しい解説
集音器「ご高齢者におすすめの骨伝導」2機種
ボン・ボイス(伊吹電子)
骨伝導式では珍しい耳掛けタイプの集音器です。耳栓と振動部の一体型なので、外部の音を同時に聴きとることができ、屋外でも安心。安心安全の日本製で、1年間品質保証付きです。
右耳用と左耳用の2種類の製品が用意され、購入するときに選ぶ必要があります。
価格:21,780円(税込)
>> ボン・ボイスの詳しい解説
DenDen(デンデン)
発信機のマイクで集めた音を、ワイヤレスで本体(骨伝導ヘッドホン)に送信するワイヤレス型の骨伝導式集音器です。室内で会話する時は、相手のそばに集音器を置くことで、相手の声をストレスなく聴き取ることができます。
付属のAUXケーブルを使い、テレビやパソコン、スマートフォンと接続すればbluetooth(ブルートゥース)ヘッドフォンとして使うことができます。
価格:13,840円〜(税込)
>> DenDen(デンデン)の詳しい解説

集音器「ご高齢者におすすめの耳に入れないタイプ」2機種
イヤーソニックイン(GD-B-SB)
イヤーソニックインの骨伝導イヤホンは、鼓膜に直接音声を届ける普通のイヤホンと違って、耳穴付近に軽くひっかけるだけでOK。耳の穴をふさがない分、「圧迫感が少なくて疲れにくい」、「長時間使いやすい」というメリットも持っています。
従来の骨伝導イヤホンに比べて、ほとんど振動を感じることはありませんが、音声の再現性に優れています。
価格:13,300円〜(税込)
>> イヤーソニックインの詳しい解説
みみもとホンクリア(エムケー電子)
音声を送信するためのマイクユニットと、それを受信して聞くためのレシーバーユニットが、コードレスで完全分離している集音器です。話し手側のすぐ前にワイヤレスのマイクユニットを置いて、その人の声だけを効率よく拾って届けることができます。
レシーバーは耳の穴にスピーカーを入れない非接触型で、イヤホンのように耳の穴をふさいでしまうことがないため圧迫感がありません。
[中度〜高度難聴者向き]
36,000円〜50,160円(税込)
>> みみもとホンクリアの詳しい解説
骨伝導式と他の集音器との違い
補聴器や集音器の「聴こえるようにする仕組み」の中で特に注目を集めている『骨伝導式』。ここではその聴こえ方や特性について、他の集音器との違いを解説します。(写真は骨伝導式集音器fukumimiのヘッドセット部分)
骨伝導式とは、「音による振動を骨に伝えることで、音を聴こえるようにする」という仕組みです。空気とともに流れる音の振動を受け取る鼓膜の代わりに、頭蓋骨を直接振動させるのです。
骨伝導式を取り入れた補聴器や集音器は、機種によっては軽度の難聴のみならず、中度以上の難聴に対しても有効性がある ということで人気なのですが、「聴こえ方」はどのようなものなのでしょうか?。
骨伝導式の聴こえ方の違いは?
骨伝導式というのは、骨をしっかり振動させるように作用するため、確かに聴こえのサポートには適した方式だと言えますが、一般的な集音器と比べるとその「聴こえ方」に少々弱点があります。
というのも、健聴者の場合、自分が話す声の音の聴こえは「音が空気の振動によって伝わる気導音と、骨伝導によって伝わる骨導音の2つが聴こえている」という状態なのです。
「骨伝導の聴こえ」を体験できるカンタンな実験法
では試しに、「骨伝導によって伝わる骨導音だけで音を聴くとどうなるか」を簡易的に実験してみましょう。
自分の手で耳をしっかりふさぐか、性能のいい耳栓を用意して、「周りの音が聴こえない」という状態にして下さい。実はこれが、「耳に入る空気の振動による音の伝えをシャットアウトした、気導音が聴こえない状態」となります。
この状態で、自分で声を出してみると、なんとなくこもったような、いつもの自分のしゃべり声とは違う声に聴こえるのが分かるでしょう。これが、骨伝導による骨導音のみに頼った時の聴こえ方にきわめて近い聴こえ方なのです。
この実験をやれば分かるように、骨伝導式は「確かに聴こえるけど、聴こえ方が自然ではない」という違和感が生まれやすい、ということですね。
骨伝導式「装着における違い」もあり!
骨伝導式の補聴器や集音器は、実は装着の際にも、一般的な集音器とは大きな違いがあり、注意が必要です。
それは「正しく装着しないと、頭蓋骨に振動が伝えられないので本来の効果が得られない」ということ。
そのため、「しっかり装着させるために、耳の裏が締め付けられるような圧迫感を感じて、長時間使うと疲れやすい」「装着場所が、メガネをかけるジャマになってしまう」「ふとしたはずみで触ってしまったりして場所がずれると、すぐに聴こえが悪くなってしまう」などといった問題点が出てきやすいのです。
骨伝導式のメリットとデメリット
骨伝導式の補聴器の場合、数十万クラスが中心価格帯となっており、高価であることもデメリットと言えます。
こうして見ると、骨伝導式の補聴器や集音器は「聴こえるか聴こえないか」という点では、よく聴こえるようになる可能性が高い、という大きなメリットがあるものの、聴こえ方の不自然さや、装着時や価格の問題点などのデメリットも多いことが分かります。
だからこそ「この骨伝導式は高機能で良さそう!」と飛びつくのではなく、しっかりと試聴して、本当に自分の耳に合うのか、疲れることなく使い続けられそうか、という点を見きわめてから選びたいものですね。
集音器と補聴器の違い
聴こえに不安や問題がある人にとって頼りになる存在となるのが、集音器や補聴器です。しかし「聴こえる生活」を取り戻すために、一体どちらを選ぶべきなのでしょうか?
ここでは、「集音器と補聴器の違い」を、@聴こえ方の自然さ、Aカバーしている周波数帯、B価格について比較しながら説明します。
補聴器は医療器具だけど「聴こえる音は不自然」
集音器と補聴器の決定的な違いとして挙げられるのが、「医療器具としての承認を受けているか、受けていないか」です。
医療器具としての承認を受け、医療器具承認(認証)番号がついているのが補聴器で、そうした承認・認証がないのが集音器です。
補聴器は医療器具としての承認を受けているのに、なぜか「聴こえ方の不自然さ」というデメリットが挙げられます。
実は補聴器は、「人の会話を聞くための周波数帯だけを厚くカバーしている」という特性を持っています。
しかも、こうした限られた範囲の周波数帯の設定が、医療機器としての承認を得るために必要なのです。
これに対して、集音器の品質は機種によってピンからキリまでありますが、良質な集音器の場合「一部の周波数帯だけでなく、人間が本来聴こえるはずの周波数帯を、ほぼ全域カバーしている」というものがあります。
「聴こえ方における周波数帯」という点において、本来の自然な聴こえにこだわる方には、集音器がおすすめです。
ちなみに筆者が母親のために購入した みみ太郎 は、まさに「人間が聴こえる周波数帯の全域カバー」に踏み込んだ良心的な集音器の代表格と言えます。
集音器のほうが価格がお手頃
集音器と補聴器を比べると、集音器のほうが価格がお手頃、という点も見逃せないメリットです。
補聴器だと高いものはそれこそ50万円すら超えるという高価格になりますが、集音器なら、高品質なものでも10万円以下で手に入れることが可能です。
自然に近い聴こえの可能性や価格面のメリットを考えると、「まずは良質な集音器を試してみる」と考えてみてもいいのではないでしょうか。
参考:お試しできる集音器一覧
参考:「通信販売の補聴器等の安全性や補聴効果(概要)」独立行政法人国民生活センター(外部サイト)
集音器「形状別3タイプ」のメリット・デメリット
集音器のタイプを「形状」で分けると、以下のの3種類になります。
- ポケット型
- 耳かけ型
- 耳あな型
どの集音器を選ぶかは、それぞれのタイプの特性を知った上で、ご自分の好みや生活パターンと照らし合わせる必要がありますが、意外に知られていないのが、集音器の形状によるメリットとデメリットです。
ポケット型集音器の特徴
ポケット型集音器とは、ポータブルラジオやポータブルオーディオプレーヤーの形に似たような箱型の本体に、イヤホンを接続するというタイプのものです。
ポケット型集音器のメリット
- 耳かけ式や耳あな式と比べて、性能や機能が充実しているものが多い。
- 出力レベルも大きく、中度〜重度の難聴でも対応可能な機種も多い。
- 同程度の機能で比較すると、耳かけ式や耳あな式よりも安価で買える。
- 本体を手にもって操作・調整できるので利便性がよく、初心者でも使いやすい。
- 電池の持ちがいい。
- 本体が大きいので紛失のリスクが少ない。
- ハウリング音が出にくい。
ポケット型集音器のデメリット
- 移動時は、本体をポケット等に入れるか、首から吊るすか、手で持つか、など、何らかの手段で本体ごと持ち運ばなければならない。
- イヤホンコードがジャマになると感じることが多い。
- コードをひっかけたりすることで、切れてしまったりするリスクがある。
- 本体にマイクがついているタイプの集音器の場合、本体を入れるポケット等の状況によっては、「衣ずれ」の音が気になるケースがある。
耳かけ型集音器の特徴
耳の上から後ろにかけて、小さな本体を装着するタイプの耳かけ型集音器は、集音器市場のみならず、補聴器市場でも、もっともよく見かける「メジャータイプ」。外見が一番気になるタイプとも言えますね。
耳かけ型集音器のメリット
- 耳あな型よりも本体が大きいので、操作や電池交換が比較的容易。
- 軽度難聴のみならず、高度(重度の一歩手前)レベルにも対応できるものがあるなど、性能的には比較的幅広い選択肢がある。
- 軽度向きのシンプルタイプであれば1万円以下の安価な機種もあるので、お財布事情が厳しい人でも選びやすい。
- 本体は耳にほぼ隠れるので目立たない。
- かつては、耳をほぼ完全にふさぐイヤープラグをつけるタイプのものが多かったが、近年では耳をふさがず、ある程度の解放感を出す「オープンフィッティング」式のものが出ている。
耳かけ型集音器のデメリット
- 耳の周りは汗をかきやすいので「汗による故障」のリスクがある。
- 機種によっては風の音などを拾ってしまいやすい。
- 「本体が耳の上から後ろにかけてかかる」という形態なので、メガネをかけにくい。
- 動きが激しいと、ずれてしまいやすい。
- 近年主流のオープンフィッティング式は、低い音が外に抜けてしまいやすいので、軽度〜中度程度にしか対応できない。
- 耳をほぼ完全にふさぐ従来のタイプは、音がこもってしまう。
- 機種によっては、今もハウリングが起こりやすいものもある。
- ポケット型と比べると機能が限られており、細かい調節もしにくい。
- ポケット型と比べると電池や充電の持ちが悪い。

耳あな型集音器の特徴
耳の穴に本体ごとすっぽりおさまる、という、もっとも小さなタイプと言えるのが耳あな型集音器です。
耳あな型集音器のメリット
- 他のどのタイプよりも小型でジャマにならない。
- 目立ちにくい。
- 耳かけ型と違って、汗の影響を受けにくい。
- 耳介の集音機能を生かすことができる。
- 鼓膜に近い部分で集音できる。
- メガネをかける人にとってもジャマにならない。
耳あな型集音器のデメリット
- 本体が小さすぎるので、機能・性能はどうしてもシンプルになる。高度〜重度レベルには不向き。
- 高齢者にとっては「スイッチやダイヤル等が小さすぎて見えない、使いづらい」と感じることも多い。
- 電池や充電の持ちは、よくても耳かけ型と同等。耳かけ型よりも持ちが悪いものも多い。
- 小さい分、紛失のリスクが高い。
- 耳の穴にフィットしないと、ハウリングが起こりやすい。
- 耳あかが詰まることで故障する、というリスクが意外と高い。
「集音器を正しく選ぶ」おすすめ記事 / 更新情報
スマホが「集音器」に!アプリで早変わり
軽度の難聴に気付いた方が最初に選ぶ集音器は、「とりあえずどんな感じで聴こえるんだろ」的な、5,000円以下のお手軽集音器が多いのではないでしょうか。
しかし最近、「集音器入門は、まずスマホで」という方が増えてきたみたいなのです。シニア層もスマホを当たり前に使いこなせないといけない(汗)、そんな世の中になってしまったようです。
ということで手元にあるスマホをその場で集音器に変身させることができる集音器アプリ(補聴器アプリ)に注目。中でも評判のいい「Petralex」と「Hear You Now ?」を紹介します。
さらに詳しくはこちら↓
集音器アプリ特集「小さい音を拾うアプリ」でスマホが集音器に
集音器を買うなら要チェック!「保証」や「サポート」
集音器は「毎日の聞こえをサポートするための存在」ですから、一度買えば、そこから長〜いお付き合いになるものです。
だからこそ、集音器を買うときに「保証」や「サポート」がどうなっているかという点を重視することが大切なんです。
集音器の保証について、まずチェックすべき点は「保証期間がどのくらいの期間なのか」という点ですね。
さらに詳しくはこちら↓
集音器を買うなら要チェック!「保証」や「サポート」
集音器買うなら要チェック!重量「重さ・軽さ」を比較
難聴者にとって生活を共にする集音器は、メガネと同様、軽ければ軽いほどありがたいもの。
集音器の重さは、音質などの機能、価格や品質などと同様、集音器を選ぶときの「要チェックポイント」です。
ここでは集音器のタイプごとに主要モデルの重さを比較してみました。
さらに詳しくはこちら↓
集音器の重量「重さ・軽さ」を比較

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- 楽ちんヒアリングクリア・楽ちんヒアリング(ショップジャパン)を更新しました。(2022/05/22)
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- ミライスピーカー の価格情報などを更新しました。(2022/05/08)
- 集音器はお試しできる【全17機種】から選ぼう!無料お試し・返品保証・レンタルを更新しました。(2022/05/03)
- オリーブスマートイヤーを更新しました。(2022/05/01)
- 集音器アプリ特集「小さい音を拾うアプリ」でスマホが集音器にを更新しました。(2022/04/23)
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