みみ太郎の評判「高度難聴では聞こえない?」などの口コミを検証

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みみ太郎の耳かけタイプ

実際に購入した「みみ太郎」を使い「高度難聴では聞こえない?」などの口コミを実際に使って検証。Q&A形式などで徹底レビューしました。


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[目次]

「実際に使って分かった」みみ太郎の評判

「人間の耳」本来の聞こえ方を再現

みみ太郎 耳かけタイプ(SX-013)

みみ太郎を実際に使って一番感じたことは、人間の耳本来の聞こえ方を再現しているということでした。これは、オリーブスマートイヤープラスと同様、イヤホンとマイクを一体化させ、人間の耳と同じような音の集め方と聞こえの仕組みを作り上げたからなのではないでしょうか。


みみ太郎 モバイルタイプ(SX-011-2)

立体的に集音する特殊マイクにより、イヤホンの中からというより、音のする方向から自然に聴こえてくるように感じられます。臨場感のあるダイナミックな音質を楽しむこともできます。

この自然な感じが、集音器にありがちな、使うことによる疲れを緩和してくれます。


高度難聴にも対応?

難聴のおばあちゃん

私が購入したみみ太郎(ポケットタイプ)は母にプレゼントしたもので、普段は母が使っています。実はこれまでに何台もの集音器を買いましたが、その中で一番のお気に入りです。

母は話しかけても別の答えが返ってくるほどの難聴ですが、ストラップで首からぶら下げることが嫌いで、一時的に使わない時もあるにはあったのですが、時々使ってはいるようです。

買った後の安心感「2年保証」「親切な対応」

電話で相談する女性

ご高齢の方が使う製品なのでアフターサービスに対する好意的な口コミが多いようです。国内自社製造だからできる「2年保証」という、他のメーカーにはない長期保証は大きなメリットと受け止められいています。

みみ太郎の「高度難聴だと聞こえない?」など気になる口コミ

みみ太郎の口コミについては私に直接届いてくるものが複数あります。筆者自身が母のために購入し、普段の生活で使っている母親から「感想」として、また友人や親せきに勧めたこともあり、複数の「評判」として伝わってきます。

これら「生の感想」をもとにネット上の口コミなどを精査した上で掲載し、みみ太郎の評判を分かりやすくまとめました。

みみ太郎の「高度難聴だと聞こえない?」

残念そうなおばあちゃん

みみ太郎の公式サイトに高度難聴の方から「聞こえるようになった」というお礼のメッセージがあり、当サイトでも紹介したことがあります。

しかし高度難聴で使ったけど聞こえなかったという方もいらっしゃることから、そのような紹介部分は削除しました。高度難聴で聞こえるようになるかどうかは、実際に使っていただかないと分かりませんので、ぜひ「無料お試し」を利用してみてください。

みみ太郎の「気になる口コミ」「デメリット」

みみ太郎は、数多くの集音器の中でも、性能・サービス・サポートにおいてきわめてハイレベルな優れものなのですが、イヤホンや電池残量など本体以外の部分で、下記のような気になる口コミがあります。

コードクリップやさまざまなタイプの耳栓が、別売りで用意されていますが付属していない点がちょっと残念です。(耳栓は全15種類あり、付属するのは3種類のみ)

  • 「イヤホンのコードが長いのでこんがらがります。も少し短い方がいいです」(モバイルタイプ)
  • 「付属のイヤホンがどれもフィットしなかったので、ダイソーで買ったイヤホンパッドを使っています」
  • 「電池の残量が分からない。消耗具合がわかるシステムが欲しいです」

みみ太郎の「良い口コミ」「メリット」

  • 「音が聞こえるだけでなく、その方向まで分かりやすい」
  • 「自然な感じに聞こえるので、長時間使っても疲れにくい」
  • 「メールや電話による相談受付を購入後も受け付けている」
  • 「テレビはイヤホンで聞くのが当たり前でしたが、これのお陰でイヤホン無しでテレビが聞こえます」
  • 「もっと早く知りたかった。安物はムダなだけです」
  • 「軽いので、ポケットに入れても気にならないです」(モバイルタイプ)
  • 「普段、人がしゃべっているのは聞こえるんだけど、何を言っているのかが分からないんだよ。みみ太郎を使えばボリュームをあまり上げなくても話の内容がちゃんと聞き取れるんだよね。」(筆者の知人の感想)

みみ太郎「ハウリングや電池など」を実験で検証

え?なんですか

口コミや感想の中には、真実もあれば虚偽も紛れ込んでいます。また真実であっても個人個人で感じ方が違うので判断に悩んでしまいます。

そこで初期難聴である筆者が、購入した「みみ太郎(モバイルタイプ)」を使って口コミを検証してみました。

実験【1】ハウリングが起こるという口コミがありますが、それは使い方の問題

ハウリングが起こるという口コミがあります。どのような場合にハウリングが起こるのかを、みみ太郎(モバイルタイプ)で音量をMAXにして実験してみました。

みみ太郎のハウリング実験の様子01

みみ太郎のモバイルタイプと耳かけタイプのイヤホンは耳栓の反対側がマイクになっているイヤホンマイクです。

@…音量をMAXにします。耳栓(スピーカー)から出た音がマイクに入るとハウリングが起こるのですが、そばに音を反射するものがないと音量がMAXでもハウリングは起こりません。

みみ太郎のハウリング実験の様子02

A…手のひらを閉じて親指と人差し指で穴を作ります(耳穴の代わりです)。ここにイヤホンマイクを近づけるとピーッとハウリングが起こりましたが、穴に差し込むと消えました。

B…今度はスイッチを切り、穴にイヤホンマイクを差し込んでから、スイッチを入れて音量を上げて行きます。ハウリングは起こりませんでした。

実験の結果、確かに言えることは、スイッチをオフにしてイヤホンマイクを耳に差し込めばハウリングは起こらないということです。

ただし耳栓の大きさがゆるいとハウリングが起こる可能性があります。かと言ってきついサイズを使う必要はありません。

ちなみに私は母の使っているみみ太郎を借りるとき、耳栓のサイズが少しゆるいのですが、ハウリングは起こりません。

「ALC」という機能が付いており、ハウリングや突然の大きな音などの音声レベルが制御されているからでしょうか。他の集音器に比べてハウリングは起こりにくいと思います。

実験【2】ふつうの乾電池でも使える?(モバイルタイプ)

単4電池を入れたところ

充電済みの予備の電池(付属しています)があれば約2週間は大丈夫ですが、長期の旅行や帰省で充電池を持ち歩くのは、ちょっと抵抗があります。

そこで充電用電池の代わりになくなってしまったときに、コンビニなどで普通の単4電池を購入して使うことができるかどうかを試してみました。

普通の単4電池の電圧は1.5Vです。形状は同じですが充電用エボルタ電池は1.2Vなので気にはなりましたが、実際に普通の単4乾電池を入れて問題なく使えました。メーカーの公式サイトにも使えるとの記載がありました。

一方、みみ太郎(耳かけタイプ)は、充電式ではありません。空気電池(PR-48)1個を使い、約240時間(10日間)使えます。空気電池(PR-48)は補聴器でよく使われている超小型電池で、1個あたり約54円〜で購入できます。

みみ太郎の「無料貸し出し」と「購入法」

みみ太郎に対して「本当に自分の難聴にも対応できるのか?」「自然な感じに聞こえるってどんな感じ?」といった疑問を持っている人もぜひ、この無料お試しを利用して、ご自分の耳でその品質を確かめてみましょう。

新品の「みみ太郎」が届けられ、そこから「生の聴こえ」を10日間じっくり試すことができます。気に入ればそのまま購入手続きをして、気に入らない場合は返送する、という形になります。

「モバイルタイプ」と「耳かけタイプ」の両方を同時に試すのもOK

みみ太郎両タイプ

みみ太郎は、「モバイルタイプ」と「耳かけタイプ」の両方を同時に【無料貸し出し】で試すことができます。2機種を同時に試して、比較すると、聴こえ方の違いが分かります。もちろん、1機種だけでもOKです。


みみ太郎Q&A(1) 骨伝導?/イヤホンのサイズなど

みみ太郎の口コミだけでは知ることのできない部分を、Q&A形式で補足したいと思います。

【Q】みみ太郎は骨伝導ですか??

【A】みみ太郎は骨伝導式の集音器ではありません。

骨伝導式の集音器や補聴器は、集音マイクで集めた音声を増幅させて、骨(頭蓋骨)に直接振動させて「蝸牛」という器官に音声を届けています。耳の穴や鼓膜を通さずに音声を脳に伝えることができるので、鼓膜の機能が衰えた方が音声を聴くことができるようになります。

【Q】イヤホンの耳栓(チップ)が3種類付属しているが合うものがなかったという口コミがありましたが、合うサイズがなかったらどうするのですか?

15種類の耳栓

【A】製品に付属する3種類の耳栓以外に、サイズ、形状、材質の違う12種類の耳栓が用意されています。

付属品以外は別売りで1個220円(税込)となってしまいますが、合計15種類の中から最適な耳栓を選ぶことができます。


【Q】みみ太郎(モバイルタイプ)は、両耳用と片耳用のどちらがいいのか?口コミを見ただけでは分かりません。

【A】筆者は母のために2つのタイプを同時購入しましたが、両耳だと聴こえ方のクオリティが上がるかといえばそうでもないです。モバイルタイプを使っている筆者の母は、両耳用はコードが2本になるので煩わしい感じがしたそうです。

片耳の方がシンプルでいいし、十分だと思ったようです。これは左右の聞こえ方が違う方や、年齢、性格によって感じ方が違ってくると思います。

なお、耳かけタイプには、両耳用のイヤホンマイクが付属されているので、その日の気分で「片耳だけ」または「両耳用」に替えることができます。耳かけタイプはコードが煩わしくありません。

【Q】モバイルタイプのスイッチはツマミ1つしかないということですが、左右にイヤホンマイクをを付けたときに、左右の音量のバランスを変えることはできないのでしょうか?

バランス調整ツマミ

【A】電池カバーを外すと中にバランス調整用のツマミがあります。左右の聴こえ方に差がある方には必要ですね。

老人性の難聴は左右対称といわれますが、若干違いがあることもあるようです。左右の音量バランスを少し変えて試してみると(いつもと同じ音量でも)意外と聴きやすいバランスがあるかもしれません。


みみ太郎Q&A(2)取扱店/無料貸し出しなど

【Q】みみ太郎を取扱店で買ったという口コミがありましたが、通販以外で買うことができるのですか?

【A】販売店は少ないですが、どうしてもという方は、お近くに販売店がないか、公式サイトにお問い合わせください。

たとえば、神奈川県横浜市のショップで「ユニバーサルショップ保土ヶ谷」というお店があり、このお店では試聴レンタルもできます。福祉用具のレンタル・販売・住宅改修の専門店です。

どちらのショップに行かれる場合も、事前に「在庫があるかどうか」、「試聴できるかどうか」をご確認ください。在庫を置かず、取り寄せになるケースが多いようです。

【Q】みみ太郎は、アマゾンなどほかのサイトでは販売していないのでしょうか?

【A】価格や対応の違いが口コミに書き込まれておりますが、アマゾンや楽天でも販売されております。ただしアマゾンのカスタマーQ&Aで2年保証の有無について「保証がない」と出品者が回答しておりますので、事前に確認していただければと思います。

なお、アマゾンなど公式サイト以外のショップには「無料貸し出し制度」がありません。どんなに評判がいい集音器でも、個人によっては合わない場合もありますのでご注意ください。

【Q】みみ太郎の「無料貸し出し」を依頼して購入を断った際の口コミが見当たらないのですが、簡単に断ることはできるのでしょうか?

返送用の伝票

【A】私がお試ししたときは、無料貸し出し期間中に何度か電話で質問したりしたのですが、「買ってください」みたいなことは一切なく、できればもっと背中を押してほしいと思ったほどです。

箱の中には返送用の伝票(クロネコヤマト)も入ってました(笑)。

【Q】みみ太郎の「無料貸し出し」は10日間で足りましたか?

【A】私の母は10日たたないうちに、このままずっと使いたいと言いました。知人は無料貸し出しの期間中に使ったり使わなかったりで、少し延長してもらったようです。

【Q】別売りの部品や古っくなって買い換えたいものは、どのようにすれば手に入りますか?

【A】公式サイトに備品の販売コーナーがありますが、電話で注文してもいいと思います。注文するとすぐに手配してもらえます。主な部品と価格は下記のとおりです。(価格はすべて税込)

耳かけタイプ SX-013用
延長イヤホンマイク(ホワイトベージュorネイビー)3,300円
補聴器用空気電池6ケ入り 1,100円

モバイルタイプ SX-011-2用
両耳用イヤホンマイク 8,800円
片耳用イヤホンマイク 6,600円
電池カバー(ブラック・サーモンピンク)1,100円
エボルタ充電器(充電式乾電池2本付)1,023円

各機種共通
耳栓 220円
充電式機種全対応アダプター 2,750円
コードクリップ 220円

※イヤホンマイクは、それぞれ中サイズの耳栓付ですが、注文時にサイズ変更可能。片耳用は右耳用、左耳用、左右兼用から選べます。
※本体集音タイプSX-009のイヤホンは市販のイヤホンをご購入することとなります。
※耳栓は、サイズ、形状、材質の違う 15種類から選べます。

みみ太郎「耳かけタイプ(SX-013)」の詳細レビュー

みみ太郎耳かけタイプ SX-013

みみ太郎の最新機種が、この「耳かけタイプ(SX-013)」になります。

この耳かけタイプをお使いになったユーザーさんの「モバイルタイプよりも聴き取りやすい」といったコメントもあるので、2タイプを同時に試して聞き比べるといいでしょう。

私が「みみ太郎モバイルタイプ」を購入した当時、この耳かけタイプはまだ発売前でしたが、今購入するとしたら耳かけタイプの方を選ぶと思います。

みみ太郎耳かけタイプの延長イヤホンマイクを付けた時と外した時

この耳かけタイプは両耳どちら側にも使えます。付属のイヤホンマイクを使えば両耳に使うこともできます。


みみ太郎と他の耳掛け集音器との違い

みみ太郎イヤホンマイク

この耳かけタイプのイヤホンも、モバイルタイプと同じで高性能マイクが内蔵された「イヤホンマイク」です。

他社の耳掛け集音器の場合、マイクはほぼ本体の上部に設置され、どちらかというと前方より後方の音を拾ってしまう傾向がありますが、みみ太郎のイヤホンマイクは耳元で集音されるので、「耳介」を通した自然で立体感のある音を聴くことができます。

また、耳かけタイプ特有のノイズ(スレ音など)が少なく会話がハッキリと聞き取れます。

電池1個で約10日間

バッテリーについては、空気電池(PR-48)1個使用。これで240時間使えます。空気電池(PR-48)は補聴器でよく使われている電池で、パナソニック6個入り 630円(1個あたり約105円)。
メーカーにこだわらなければさらに安く買うこともできます(アマゾンにて税込み価格 2022/10/30)。

価格や付属品など

みみ太郎耳かけタイプ(2色)

【価格】49,500円(税込)

※本体の色(ホワイトベージュまたはネイビーブルー)を選べます。

【本体以外の付属品】延長イヤホンマイク 1本 / PR-48(空気電池) 1個 / 耳栓 3個(3種類のサイズ×1個) / 耳栓ジョイント 1個


【詳細情報】サイズ 約43x15x11mm / 重量 本体 約8g(延長イヤホンマイク取付時は約15g) / 総合周波数特性 耳介集音特性に近似 / マイク周波数特性 20hz〜20khz / 音響出力 0〜120db

みみ太郎「モバイルタイプ(SX-011-2)」の詳細レビュー

みみ太郎 モバイルタイプ(SX-011-2)

「ポケットタイプ」の集音器の中で、人気・実力ともにトップクラス。手のひらに収まる9.8センチ(長辺)、重さ58グラムの中に「技術の粋」が詰まっています。

マイクがイヤホン部分にある「イヤホンマイク」なので、本体はポケットやカバンの中に入れてもOKです。


1回の充電で約120時間

1回の充電で「約120時間」、つまり1日16時間使って1週間も使用できます。旅行に行くときでもバッテリーの残量を気にする必要がありません。

予備の充電池が付属されておりますが、携帯して使用することはほとんどなく、充電池の使用時間が短くなったなどの際の予備として考えればよいと思います。

ご高齢の方にも簡単

操作は電源スイッチと音量調節兼用のツマミが1つあるだけ。イヤホンを装着したまま、手元で簡単に操作できるので、ご高齢の方にも簡単に操作ができます。

みみ太郎 モバイルタイプ(SX-011-2)サーモンピンク


みみ太郎(モバイルタイプ)はツマミひとつで調節が可能

みみ太郎(SX-011-2)のツマミ

集音器を使うことだけでも抵抗がある方がいますので、いろいろなスイッチがあるだけで、使うことを嫌になってしまうことがあります。

その点、みみ太郎は「操作の簡単さ」もメリットとして挙げられますね。ツマミひとつでの調節が可能なので(耳かけタイプを除く)、その日その日の聞こえの状態に合わせて、誰でも簡単に操作することができるのです。

みみ太郎はツマミひとつだけでも十分その機能を発揮できるように作られています。

価格や付属品など

【価格】 片耳用 74,800円 / 両耳用 77,000円(税込)

※別売りのイヤホンマイクを変えれば、「片耳用」と「両耳用」を変更することができます。
※本体の電池カバーの色(ブラックまたはサーモンピンク)を選べます。

【本体以外の付属品】イヤホンマイク 1本(片耳用または両耳用) / 耳栓 3個(3種類のサイズ×1個) / エボルタ充電器 1個 / 充電式乾電池 4本(充電して2本ずつ交互に使うことができます) / ストラップ 1本 / 耳栓ジョイント 1個

【詳細情報】サイズ 約48x98x18mm / 重量 約58g / 総合周波数特性 耳介集音特性に近似 / マイク周波数特性 20hz〜20khz / 音響出力 0〜120db / 電池充電に要する時間(約)10時間 / 使用時間 (約)120時間

みみ太郎 置き型(本体集音タイプ)SX-009の詳細

みみ太郎耳かけタイプ SX-009

テレビや映画鑑賞、家族だんらんの楽しい会話を楽しむため、主に自宅で使う方をイメージして作られたタイプ。

「人工耳介」を内蔵し、自然で立体的な音の聞こえを実現。「バランス調整」も可能で、左右の聴こえ方に差がある方には特におすすめです。

また、左右幅12.7cmの本体の両側にマイクが内蔵されており、これは人間の左右の耳の鼓膜と鼓膜の間隔とほぼ同じなので、より一層自然な聴こえを追求しているタイプといえます。

問題は大きさですが、他のタイプに比べると少し大きくて重いようにも思えますが、左右幅12.7cm、重さ約200gですから、ほぼスマートフォンと同じ。携帯用の専用ケースが付いていますので、外出のお供としても全く問題ありません。

付属の専用ケース

モバイルタイプや耳かけタイプと違い、市販のイヤホンも使用できます。なので、フィギュアスケートの羽生選手が使っているような、高性能イヤホンを使ってテレビや映画、コンサートを「高音質」をお楽しみいただくのも、ありなんじゃないでしょうか。

【価格】 55,000円(税込)

【本体以外の付属品】 イヤホン 1本 / 専用充電器 1個 / 耳栓 3個(3種類のサイズ×1個) / 専用ケース 1個

【詳細情報】 サイズ 約127x63x27mm / 重量 本体 約200g / 内蔵電池 ニッケル水素2次電池×2 / 総合周波数特性 耳介集音特性に近似 / マイク周波数特性 20hz〜20khz / 音響出力 0〜120db / 電池充電に要する時間(約)12時間 / 使用時間 (約)120時間

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シマダ製作所 - みみ太郎を製造する「聞こえ方にこだわり過剰な会社」

みみ太郎を製造・販売しているシマダ製作所は、1995年、当時「遠聴支援機」と呼ばれていた集音器の初号機を開発するまでに、聞こえに関する様々な研究を繰り返してきました。

そのなかで特徴的なのは、「人間の耳の形」が集音効果に大きく影響していることに着目したことです。

「初代みみ太郎の誕生」人工耳介を考案 - 自然で立体的な生の音を再現

人間が音声を自然に感じ取る仕組みは、「音声」が鼓膜を振動させ脳に認識されるものです。

しかし単に「音声」が鼓膜を振動させてもまったく不自然な音としてしか認識されません。

鼓膜を振動させる音声は、「耳介(じかい)という複雑な形をした耳から入った音声」でなければ、人が普段、慣れ親しんでいるものとは違ってしまうからです。

みみ太郎SX-001

耳の中に入れたイヤホンは、耳介から入ってきた音声ではない機械の作った音でしかありません。立体感のない不自然な音です。

そこでシマダ製作所は、「シリコンゴム製人工耳介」を作り、その人工耳介から入った音声をマイクで取り込むことで、自然で立体的な生の音が得るシステム「立体集音機能(音の方向感、距離感)」を考案し、「初代みみ太郎 SX-001」が開発されました。

以降、人工耳介の小型化・軽量化が進められ、さらに自然な音声の再現が追求されました。

みみ太郎SX-011

そして現在、ハウリングや突然の衝突音などを抑制する「ALC」という機能も搭載した「SX-011-2」に至っているのです。


>> みみ太郎 公式サイト