集音器や手元スピーカーの効用【難聴の予防&悪化防止のために】

更新:

難聴の発症リスクや進行度というのは、実は個人個人の心がけによって、ある程度の差が出てくるものです。

難聴の予防や悪化防止のために、日々の生活でどのような点に注意すればいいでしょうか?集音器や手元スピーカーを使うことによる予防&対策をご紹介しましょう。

ヘッドホン・イヤホンの使用は最低限に!

ミライスピ−カーステレオ

難聴の予防・悪化防止法と言えば、「ヘッドホンやイヤホンをつけて音楽を聞いたりする時間を、最低限にする」ということも大切です。

ヘッドホンやイヤホンで、大音量で音楽を聴き続けることによって起こる「ヘッドホン難聴(音響外傷)」は、あの世界保健機関・WHOが問題視しているほど、世界レベルでの大きな問題となっています。

スマホの普及などで「誰でも手軽に音楽が持ち運べる」という時代になったからこそ、年々この問題は深刻化しているのです。

特に、通勤時などに音楽を聴いている人の場合、電車の中などの雑音をかき消すほどの大音量で音楽を聞いてしまうので、これが耳にダメージを与えてしまうんですよ。

もちろん、できれば、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くことをやめるのがベスト。どうしても聴きたい場合でも、音量はあまり大きくせず、1日1時間以内までに抑えることをおすすめします。

手元スピーカーやミライスピーカーを使う

さて、耳が遠くなってきた方が家庭内でテレビを視聴するときに「手元スピーカー」などを使っているケースが多いと思います。手元スピーカーがあればイヤホンを長時間使うことを避けることができるので、ぜひ活用していただきたいと思います。

また、一昨年ごろから音量を大きくしなくても聞き取ることができる画期的な特許技術が採用されたミライスピーカーが話題になってきました。

これがあれば音量を気にしたりイヤホンを使ったりしなくてもいいので、ストレスなくテレビを楽しむことができます。ミライスピーカーの口コミなどを確認して検討してみてはいかがでしょうか。

参考:ミライスピーカーの評判

難聴の予防・悪化防止のためにできること

ミライスピ−カーホーム

冷やさないようにしよう

難聴予防・悪化防止のための対策として、有効性が高いのに意外と知られていないのが「体を温め、冷やさない」という対策です。

なぜ、体を冷やさないことが難聴予防や悪化防止につながるのかというと、実は難聴の原因のひとつに「耳周りの血流障害」というのが挙げられるからです。

血流が悪く酸素や栄養が行き届かないと、耳の器官の働きにも悪影響を与えてしまう、というわけですね。

耳だけを温めてもすぐに冷えてしまいますので、体全体を温め、「全身の血流を良くしてしっかりと耳周りのすみずみに行き届かせる」ということが大切です。

湯船入浴や、ちょっとした有酸素運動の習慣づけなどを心がけていきましょう。あと「足を冷やさない」ということを徹底するだけでも、全身の血流はかなり良くなりますよ。

ストレスと疲労を溜めないように

ストレスや疲労による自律神経の乱れは、体のメカニズム全体を崩すことにもつながってしまい、当然のことながら、聴覚にも悪影響を与えるリスクがあります。

「毎日ストレスフルだけれどガマンガマン」「疲れているけど夜更かし」などということをやっていると、自律神経は乱れる一方です。

深呼吸やヒーリング音楽を聴くなど、自分なりのストレス軽減法を見つけ、睡眠も1日最低6時間はとるようにしましょう。

「イライラして寝つきが悪い」という人は、数日程度、市販の睡眠改善薬を飲んででもしっかりと眠ることを優先したいものです。また、寝床についてグーッと手足を伸ばし、その後脱力してから深呼吸をすると、それだけでも多少のリラックス効果が得られて、寝つきが改善できますよ。